場所 大阪市中央体育館
主催 表現運動・ダンス指導者研究会  後援 大阪府教育委員会・大阪市教育委員会


小学校コース 2015年7月25日(土)9:30~16:00
大阪市中央体育館・柔道場
 
講師:
城野友季子(明峰小学校)
井澤実宝(恵我ノ荘小学校)
  
ウォーミングアップ
低学年の指導 「真夜中のパーティー」~イメージをふくらませて 楽しく動こう~

 こんなおもちゃで遊びたいな。おもちゃたちが、楽しそうに動き出したよ。など
 創作場面では、グループでイメージを膨らませ、動きながら相談し、ステキなおもちゃが生まれました。

 終わりは、お片付けだよ~。
 「大変だあ。箱が閉まるウ。」おもちゃたちが急いで箱の中へ戻ります。あらあら、間に合わなかった飛行機は・・・。

中・高学年の指導 「~天と地と 人と人とが響き合う~」
 全員が主人公になって輝け!
 伝統的な日本の音楽やリズムを感じて表現しよう

 活気あふれる祭・海への感謝・五穀豊穣への祈り・災いを防ぐ願いなどを踊りに込めて、人は自然の中で生きてきました。
 海・波・漁・稲・雷・嵐・神輿...
 ソーラン節や風の盆やランニングマンの動きも取り入れ、参加者の皆さんといっしょに力いっぱい表現を楽しみました。

からだほぐし・心ほぐし~表現を授業にとり入れて~
 表現運動遊びの導入として「リズムにノリノリ体操」や「体でグー・チョキ・パー」を紹介しました。
 ぜひ、授業で使ってみてください。

ご参加いただいた皆様、一日お付き合いいただき、ありがとうございました。


幼稚園・保育所コース 2015年7月25日(土)9:30~16:00
大阪市中央体育館・剣道場
 
講師:
上古殿明子(近畿大学附属幼稚園)
遠藤 晶 (武庫川女子大学)
岡澤哲子(帝塚山大学)

日常の遊び 心とからだのふれあい遊び
  ・どんな顔がすき?~かおあそび~
  ・リズムを合わせて~なわとび~
  ・友だちとぶつかりあって

表情を大切にした表現あそび、伝承あそびを取り入れた身体表現などじゅうぶんに楽しみました。

作品づくり「おしくらまんじゅう」~絵本から遊びへ、遊びから作品へ~

絵本『おしくらまんじゅう』(かがくいひろし 作)を読んで楽しみ、そして、絵本から、自らからだを動かして遊ぶ楽しさへ
最後には作品にまで発展させていきました。

日常の遊びから発表会へ「あな、あな、あな」

あなの中ではもぐらさんたちは何をしているのだろう? おともだちとどんなことをしているのだろう?
あなを掘ったり、埋めたり、あなから出てきてあそんだり。そんな楽しいようすを発表会作品に発展させました。

事後にアンケートをいただきました参加者の皆様、ありがとうございました。
子どもとともに表現遊びを楽しみ、表現遊びを面白いと思える保育者になってほしい!という私たちの思いに共感してくださった方が
多くおられ、大変うれしく思いました。そのアンケートの一部をご紹介いたします。

●踊りや表現あそびが大好きなのでとても楽しみました。3才児クラスを受け持っているので、少しアレンジして使ってみたいと思います。

●すべて楽しかったです。
 1から作る経験があまりなかったので、何もない状態から考えると想像がふくらんでとても楽しかったです。
 また、他の人の作品を見ることができ、そんな考えもあったかと驚きました。

●こんなに体を動かしたのは久しぶりだったので楽しかったです。また参加したいと思いました。

●日常の保育で使えるたくさんのネタを知れてよかったです。また取り入れたいと思います。

●いろいろな方とふれあったりかかわったりしながら様々な遊びを知れてよかったです。

皆様と子どもの表現への思いを楽しみながら共有できるよう、研究会会員一同、今後もより一層研究活動に力を入れ、
自らが表現やダンスを楽しめる指導者であるよう頑張りたいと思います。ありがとうございました。


中・高コース 2015年8月10日(月)9:30~16:00

大阪市中央体育館・剣道場
 
午前
自由の動きってこんなにすばらしい!~わくわくさせる助言のポイント~

講師:
稲垣啓子(元大阪市小学校)
碓井節子(元近畿大学)
木下ちづ代(体育教室かぶとむし)

1 心と身体をほぐそう
2 簡単な動きをダンスに  ~助言を工夫しよう~
   自分の感じた事を率直に・・・!!
    ワクワクする助言を考えよう!
    動きを工夫する要因
3 集団で動くおもしろさを味わおう

[感想] ・子どものほめ方や楽しませ方、ひきつけ方がとても勉強になった。
・親しみやすさと的確なアドバイス、進行、いろんなところで使えそう、勇気をもらった。
・簡単な動きから作品への創作の流れについて良く理解できた。
・午前の講習を通じて体を動かす原点に返れた。
・ダンスを創作する考え方、感じ方などが、細かく指導していただけて、展開の仕方や方向など、色々な可能性をさぐっていけるようにしたい。また、小人数から大人数に考え方を広げていけて楽しかった。
・どのように助言するかと言うのがとても難しいなと思った。日本人の特性なのか、あまり否定的な意見が言いにくいが、ダンスならそれが言えて自分の主張も、こうしたい、ああしたいとか考えることが出来ると思った。ダンスは無限だと感じた。
・ダンスの基礎を習ったことがない者にとっても、あっ、そうだったのか、ここでこういう動きをすればいいのかと、とても勉強になった。
・二人組での手合わせ「もしもしかめよ」のジャンケンは使えると思った。
・グループでの活動が楽しかった。
・実際に体を動かすことで改めてきづくことがあった。

午後
特別講師のよる講習「ヒップホップ」
~全身をつかって本物のグルーヴをキメてみよう~

講師:
大阪ダンス&アクターズ専門学校 校長 吉村節子先生
ayanti先生

[感想] ・途中で困ってしまうこともあったが最後は踊り切ることが出来て楽しかった。
・首の動かし方とかイメージしやすい言葉かけで解りやすかった。
・なぜ、この練習をするのかなど理由がわかり指導で活かせる。
・ランニングマンは難しかったが、みんなで踊るのはとても楽しかった。
・ヒップホップの歴史等が聞けて参考になった。
・とても楽しく踊る事が出来てうれしい。講師の先生の指導、言葉かけが大変勉強になりました。
 次回も同じ先生の講習を受けたい。
・ダンスは得意ではなく、初めは少し戸惑うことも多かったがとても楽しかった。皆で踊る事は良いと思った。
・アイソレーション(部分部分の動き)の意義が知れて勉強になった。
・次年度も参加したい。